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記憶に刻まれる、美しき杜色の仙台ガラス

海馬GlassWorks

独特の深い緑色と、流れるようなフォルムに惹きこまれる仙台ガラスは、仙台を流れる広瀬川で採取した砂から生まれた、仙台・宮城を代表する美しいプロダクツ。フィギュアスケートゴールドメダリストの羽生結弦選手や卓球の元日本代表・福原愛選手に送られた「仙台観光アンバサダー」任命の盾や、2016年のG7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議での各国要人への記念品などにも採用され、仙台ガラスの名は広く知られるようになりました。オランダ・アムステルダムで昨年開催された、宮城県の日本酒のイベントでも仙台ガラスの酒器が紹介され、現地で評判を呼んだそうです。

仙台ガラスは、土壌(砂)をガラス化するという、他に類のない独自の技術で創られています。

「日常で使うものは、長く使えるかたちとして製作しています」と作家の村山耕二さんが言う通り、酒器や箸置きなど、普段の暮らしの中にすっと溶け込むシンプルなデザインも仙台ガラスの魅力のひとつです。例えば、宮城県産の美味しい日本酒やウイスキー、ワインなどを味わうのにも仙台ガラスはぴったりです。

村山さんが仙台の奥座敷・秋保に工房を構えたのは約25年前。無数の砂や石などのガラスの原材料、顕微鏡などが置かれたデスクがある工房内はさながら研究室のよう。時には、宮城県の産業技術総合センターに出向き、自ら素材の分析、研究も行っています。

広瀬川をはじめとする同じ河川の砂と言っても採掘する年や場所によって絶妙に色合いが異なり、それがその土地や地域のストーリーとして現れます。おうち時間が増えた今、ライフスタイルを充実させてくれるこだわりのアイテムとして、郷土の美しい緑色を放つ仙台ガラスを取り入れてはいかがでしょうか。

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