海から直接お届け！漁師の会社ならではの極上品

宮城県は全国的にもよく知られた牡蠣の産地ですが、同じ県内産と言っても、獲れる漁場により味や特徴がさまざまあるそう。三陸の漁師社長・伊藤浩光さんは「雄勝湾の海域は水質が良く、ここで獲れる牡蠣は塩味が強い。塩分濃度が濃いと、えぐみが少ない上に旨味も強いから、雄勝の牡蠣はおいしい」と教えてくれました。また「コロナ禍の影響もあり世代を問わず消費者の健康志向が高まる中、亜鉛やタウリン、グリコーゲン、鉄分、ビタミン、ミネラル類といった、牡蠣の栄養価値を改めて知ってもらいたい。私たちの免疫力を整えて健康維持につなげてくれる牡蠣を今こそたくさん食べて欲しい」と伊藤さんは話します。

最近は牡蠣やホヤに加えて、雄勝の浜で捕れる「三陸ムール貝」のブランド化にも尽力しています。ムール貝といえば、パエリアのようなスペイン料理やイタリアンでいただくイメージがありますが、それらの多くは輸入品。雄勝湾では、昔からムール貝が獲れていたため、地元の人はお味噌汁でいただくなど、実は日常的な食材だったそう。ブランド化には、現代人が好む洋食の食材として、新鮮で美味しい宮城県産のムール貝があることをぜひ知って味わってほしいという想いが込められています。『株式会社海遊』では、石巻・雄勝で獲れる新鮮な海の恵みを地元・宮城はもちろん全国へ届けるためのアイディアやチャレンジを続けています。知らなかったなんてもったいない、海から直接届く美味しさを、ぜひ味わってみてください。